AHD防犯・監視カメラシステムについて
このページではAHD防犯・監視カメラについて詳しくご説明致します。
アナログ防犯・監視カメラや他のシステムとの違いを分かり易くご案内させていただきます。
1.AHDって何?
AHDとは、Analog High Definitionの略で、アナログシステムでHD画質の監視が可能になるシステムです。アナログカメラを既にご利用の場合、既存の同軸ケーブルをそのまま活用できるので、機器の入れ替えだけで済み、従来のアナログシステムとほぼ同様の操作で監視が可能です。AHDシステムには、カメラとレコーダーがあり、AHDカメラはアナログカメラの約2倍も
の高画質での監視が可能になり、AHDレコーダーは、AHDカメラの接続はもちろん既存のアナログカメラも接続できるので、無駄なコストをかけることなくリプレイスには最適なシステムです。
2.AHDシステムのメリット
従来のアナログシステムは、アナログカメラで監視し、アナログカメラからのSD画質の映像をDVR録画・再生という流れでした。AHDシステムは、アナログシステムと同じ配線を活かしながらAHDカメラで監視し、HD画質の映像をAHDレコーダーで録画・再生が可能です。
これにより、アナログシステムの配線を活かしながらHD解像度での高画質監視・録画・再生が可能になります。映像の高画質化により、店内での買い物客の顔など細かい部分もより鮮明に映し出せます。
3.最大500mの長距離配線が可能
AHDはフルHD防犯・監視カメラシステムのHD-SDIに近い解像度をもちながら、配線距離はアナログシステム同様の最大300m~500mで、長距離伝送を実現します。
※配線ケーブルの種類によって伝送距離が異なり、映像の劣化などが起こることがあります。
4.既存の配線の利用やアナログカメラ接続が可能
既存の同軸ケーブルを利用して、カメラとレコーダーの機器を替えるだけで、そのまま配線を利用してアナログシステムからAHDシステムへの移行が行えます。また、AHDレコーダーにはAHDカメラだけでなく既存のアナログカメラの接続も可能で、AHDカメラとのハイブリッドシステムを構築できます。配線工事の費用を削減でき、アナログシステムからのリプレイスに最適なシステムです。
※AHDレコーダーには法則があり、2入力毎に「アナログ」と「AHD」を割り当てます。
その為、AHDカメラ3台、アナログ1台のような接続は出来ませんのでご注意下さい。
※AHDカメラは通常のモニターや画面分割器、画面切替機等に接続しても正常に映像は表示されません。
必ずAHDレコーダーに接続してご使用いただく必要があります。
AHDレコーダーからのHDMI/VGA出力によるモニター表示により、各設定や画角調整を行います。