513万画素AHD小型ピンホールカメラ YKS-S500MP
513万画素AHD小型ピンホールカメラ YKS-S500MP 主な機能と特徴
5MP(2592×1944)、4MP(2560×1440)の超高解像度撮影に対応
YKS-S500MPは513万画素CMOSイメージセンサーを搭載することで最大5MP(2592×1944)の超高解像度撮影に対応したAHD3.0規格の5MPボードレンズタイプの小型防犯カメラです。出力解像度の切り替えに対応し、5MP(2592×1944)だけでなく4MP(2560×1440)での出力にも対応するので、4MP対応録画装置への接続も可能です。
電子切替式Day&Night機能搭載
YKS-S500MPは暗くなると自動的に白黒撮影に切り替え、感度を増幅して撮影を行うことができる電子切替式のDay&Nightモードを搭載しています。これにより最低被写体照度は0.01Luxまで対応します。
※実際の印象では1Lux程度必要です。
※赤外線には対応しておりません。
DNR(デジタルノイズリダクション)機能搭載
YKS-S500MPは低照度撮影時に発生しやすいノイズを大幅に低減させるDNR機能を搭載しています。これにより夜間・暗視撮影時でも鮮明な高画質映像を実現します。
▲デジタルノイズリダクション機能比較画像
実際に低照度下で撮影を行いました。左がDNR機能OFFの画像、右がDNR機能ONの画像です。
DNR機能が大幅にノイズを低減させている事が分かります。
D-WDR機能搭載
YKS-S500MPはD-WDR(デジタルワイドダイナミックレンジ)機能を搭載しています。D-WDR機能により強い逆光時に生じる被写体の黒つぶれをデジタル処理し、全体の映像を明瞭に補正する事が出来ます。ダブルスキャン方式の本格的なWDR機能とは異なりますが、逆光補正機能よりも補正が強い為、逆光の強い監視場所で監視する場合にも安定した映像で監視が可能です。
▲D-WDR機能比較画像
明暗差のある環境で実際に撮影した画像です。左がD-WDR機能OFFの画像、右がD-WDR機能ONの画像です。
D-WDR機能使用時の方が前面の対象物が明るく撮影出来ているのが分かります。
OSD機能搭載
YKS-S500MPはOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能を搭載しています。
搭載する機能をモニター画面を見ながら設定することが出来ます。
OSD表示言語は英語となりますが、日本語取扱説明書をご用意致しております。
▲メイン設定画面 本体のメイン設定画面です。 |
▲出力方式・解像度切替画面 出力方式、出力解像度の切替設定画面です。 |
※OSD画面表示は仕様改善の為、変更になる場合があります。
▲OSD操作スイッチ
本体から出力されているケーブルの分岐部分にOSD操作スイッチがあり、
そちらにてOSDメニューの操作を行います。
また、CVBSとAHDの映像方式の切り替えも可能です。
CVBS(アナログ映像)出力対応
YKS-S500MPは本体のOSDボタン操作により、CVBS(アナログ映像)出力とAHD出力の切り替えが可能です。また、切替は画面を見ながら行う必要が無く、スイッチを左右に倒すことで切替ができます。これにより、施工時の画角調整や設定を行う際、一般的なモニターで映像確認することができます。
秘匿性の高いピンホールレンズ採用 / 本体前面
YKS-M500MBLはf3.7mmコーン型ピンホールレンズを採用しています。
これによりボードレンズモデルと比べて、より秘匿性の高い監視が可能になります。
本体側面
YKS-S500MPはW36×H36×D13(本体部分/レンズ含まず)mmの小型カメラです。
防犯カメラ設置による威圧感を感じさせず、さり気なく設置することができます。
本体背面 接続部分
YKS-S500MPのケーブル長はコネクタまで約56cmで、約38cm部分でOSDスイッチが備わり、末尾で電源入力端子と映像出力端子(BNC)に分岐します。
※ケーブル長はロットにより若干異なる場合があります。
YKS-S500MPで撮影した実際の画像
YKS-S500MPで実際に撮影した静止画像をご用意致しました。
出力解像度は5MP(2592×1944)で出力しております。5MPではアスペクト比が4:3となり、フレームレートは20fps、また、赤色がピンク色に近い映像となります。4MPは解像度が2560×1440となりますのでアスペクト比が16:9になり、フレームレートは30fps、色の再現性は4MPの方が良くなります。5MPと4MPで映像の印象が異なりますが出力解像度はカメラ側で切替が可能なのでお好みに合わせて設定していただくことができます。
513万画素AHD小型ピンホールカメラ YKS-S500MP のご紹介
YKS-S500MPは513万画素CMOSイメージセンサーを搭載したAHD3.0規格の5MP小型防犯カメラです。AHD3.0入力に対応した録画機器と組み合わせることで4MP以上の高解像度録画に対応しますので、フルHDよりもさらに画質を向上させたい場合に活躍が期待できます。ピンホールレンズを採用することで秘匿性の高い監視に対応し、本体は36mm角と大変コンパクトな筐体に仕上がっておりますので防犯カメラ設置による威圧感を抑え、カメラを目立たせずに設置したい場合に適しています。
具体的な製品内容として、まず、イメージセンサーにはSONY製513万画素1/2.9インチカラーCMOSを搭載し、最大撮影解像度は2592×1944の5MP解像度での撮影が可能です。
また、出力解像度の切り替えに対応し、2560×1440の4MP解像度での出力にも対応します。5MPと4MPではアスペクト比が異なり、5MPでは4:3出力、4MPでは現在主流の16:9出力となり、映像のイメージは大きく異なりますのでお好みの出力解像度に設定していただくことができます。
なお、AHD3.0対応の録画機器では4MPまでしか対応していない機器も多く、それらと組み合わせる場合には4MP解像度に切り替えることで映像入力が可能になります。
次に、撮影補正能力ですが、低照度撮影能力は製品仕様では0.01Luxとなりますが、実際は1Lux以上の照度が欲しい所で、低照度撮影は苦手と言えます。一方、明暗差の激しい環境下で役に立つD-WDRは搭載しておりますので、明暗差のある環境下で被写体の黒つぶれを補正することができ、被写体の黒つぶれを抑制して良好に撮影することができます。この他、低照度撮影時のノイズ軽減を行うDNRなども備えており、防犯カメラとして良好に撮影する為の基本機能は備わっております。
このようにYKS-S500MPは5MPの超高解像度撮影に対応したスタンダードなピンホールレンズ採用小型カメラですが、上記の通り必要な機能は備えており、4MP、5MPの超高解像度撮影を手軽に行うことができます。その為、フルHDより手軽に解像度を上げたい場合にお奨めの小型防犯カメラです。
なお、YKS-S500MPの映像方式ですが、AHD3.0とCVBS(アナログ)の他、HD-TVI、HDCVIにも対応し、実際にはハイブリッドカメラとしてご活用いただくこともできますが、ワイケー無線ではAHD3.0の防犯カメラとしてリリースしておりますので、極力AHD3.0対応の録画機器と組み合わせてご使用下さい。
513万画素AHD小型ピンホールカメラ YKS-S500MP 製品仕様
イメージセンサー | 1/2.9インチカラー CMOS 5.13メガピクセル SONY製 |
有効画素数 | 2560×2048 |
出力解像度 | 5MP(2592×1944)最大20fps / 4MP(2560×1440)最大30fps |
レンズ | f3.7mm/ピンホールレンズ |
水平画角 | 約65° |
D-WDR | OFF / ON |
デイ&ナイト | AUTO / Color / BW |
AGC | 0-15 |
ホワイトバランス | ATW / MWC |
シャッタースピード | AUTO、1/50~1/50,000s |
ノイズリダクション | OFF / ON |
最低被写体照度 | 0.01Lux(AGC ON時) |
S/N比 | 52dB(AGC OFF) |
映像出力 | AHD3.0 / CVBS 切替式 |
電源 | DC12V |
動作温度 | -10~50℃ |
外形寸法 | W36×H36×D13(mm)※奥行きはレンズ、スタンド含まず |
重量 | 約44g |
同梱内容 |
YKS-S500MP カメラ本体(専用ケーブル装着済み) DC12V-1Aスイッチング式ACアダプター 取扱説明書(製品保証期間1年間) |
※表記スペック及び外観(色合い等)等は予告なしに変更する場合がございますので予めご了承ください。