タブレット型AI顔認識体表面温度測定サーマルカメラ V2L-PRO
オールインワンの体表面温度測定サーマルカメラ!
型番:V2L-PRO
価格:お見積り品
お見積もりをご依頼の際は、
ブラケット種類をご指定の上でご依頼ください。
【卓上設置時:V003 テーブルブラケットセット】
【床上設置時:VT-S3 スタンドブラケットセット】
※どちらも必要な場合は、その旨お知らせください。
※納期:3~4日程度
タブレット型AI顔認識体表面温度測定サーマルカメラ V2L-PRO 主な機能と特徴
- 可視カメラ:SONY製IMX307 STARVIS CIMOS搭載
- サーマルカメラ:1/5“ 近赤外線センサー搭載
- 体表面温度検知速度:約1.2~2.0秒でスムーズ検知
- 高精度サーマルモジュールにより誤差制度±0.3℃
- 生体認証用と顔認識用2つのカメラを搭載、マスク着用時も高い認証率
- 警報温度の数値設定可能
- 6シチュエーションの警告音声変更に対応
- マスク未着用者撮影時、音声でお知らせ機能付き
- カメラ本体に撮影履歴を最大2万5千件を保存、
また専用ソフトウェア上を使用すれば最大3万件の顔登録が可能 - 警報温度以上及びマスク未着用者検出時、メール送信機能で安心
- 専用スタンドとして卓上ブラケット、床上ポールブラケットを用意
- 入退ゲート、警報ランプなどの連帯も可能
※製品の規格およびデザインは改善のために予告なく変更する場合がございますので、ご了承ください。
誤差±0.3℃の高精度測定。非接触で体表面温度測定が可能
体表面温度測定に特化したサーマルカメラV2L-PROはAI機能により、体表面温度測定時の誤差±0.3℃と高い精度で、体表面温度測定ができます。あらかじめ設定した以上の体表面温度を検知した場合に日本語によるアラート音声を即座に通知します。対象者に接触することがないので、近接リスクを抑えることが出来ます。オフィス、病院、学校、工場、空港等多くの人が集まる場所の入り口で体表面温度測定にお勧めです。
AI顔認証(マスクした状態でも認識)
V2L-PROは顔認証とIDで管理することで、従業員の顔を社員証として活用でき、勤怠管理や入室管理するときのセキュリティ管理を高めることが可能です。また体表面温度異常を早期発見することで、様々なリスクを抑えることに貢献できます。
▲AI顔認証をして体表面温度測定をするので人物以外の温度を測定してしまう等の誤作動が起こず、的確に体表面温度測定を行うことができます。また、マスクをした状態でも認識ができる為、マスクをした状態でもスムーズな体表面温度測定を行うことができます。
マスク着用検知機能
V2L-PROは設定によりマスクを着用していない人物を検知し、音声でお知らせすることができます。この機能により、来訪者に対してマスク着用を促すことができます。
体表面温度異常を即座に検知
V2L-PROの温度検出時間は約1.2~2.0秒とスピーディー検知できるので、短時間で多人数の体表面温度測定が可能です。
専用スタンドで設置が簡単
V2L-PROには専用スタンドに対応し、組み合わせることで容易に設置ができます。
その為、設置工事を省くことができ、設備費として少ない費用で運用が可能です。
専用スタンドは卓上設置用のテーブルブラケットと床上にそのまま設置ができるスタンドブラケットをご用意しており、卓上に設置したい場合はテーブルブラケットを床上設置したい場合にはスタンドブラケットをご指定下さい。
▲ブラケット寸法図です。画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。
ブラケット仕様
卓上ブラケット及び、床上スタンドブラケットには電源スイッチがつき、
カメラの電源On・Offが容易に行うことができます。
ワイヤレスチャイムや警報ランプなどの連帯も可能
V2L-PROはリレー出力を備えているので、警報ランプなどとの連携も可能です。
ワイヤレスチャイムとの接続も可能なので、V2L-PROで体表温度異常を検知した際やマスク未着用時に、離れた場所に音と光でお知らせすることもできます。
※お申し付けいただければセットアップした状態でご提供させていただきます。
設置~体表面温度測定イメージ
V2L-PROの体表面温度測定可能距離は0.5m~1.3m(推奨距離0.75m)、顔認識距離は0.5~2.0m(0.8/1.0/1.2/1.5/2.0mの認識開始距離調整可能)となります。
V2L-PROから0.75m~1mほど離れた位置が最も測定結果が良い位置となりますので、設置位置から0.75m~1mほど離れた位置で上手く顔が撮影できる位置に設置します。
体表面温度測定時、V2L-PROの撮影画面内に丸枠が表示されますので、その枠の中に顔が収まるように立つことで、体表面温度測定を行うことができます。
V2L-PRO 各部名称
タブレット型AI顔認識体表面温度測定サーマルカメラ V2L-PRO のご紹介
V2L-PROは単体でも使用が可能なオールインワンのタブレット型顔認識体表面温度測定サーマルカメラです。
本体は7インチLCDを搭載したタブレットと体表面温度測定に特化したサーマルカメラ、フルHDの可視カメラ、AI顔認証機能が一体化されており、V2L-PRO単体だけでの運用が可能です。
また、必要な設定を行った上で出荷する為、体表面温度測定のみを目的とした場合には難しい設定を必要とせず、建物の入り口や通路にV2L-PROを設置するだけで簡単に、効率の良い体表面温度測定を行うことが可能です。
V2L-PROの運用方法ですが、先述の通りメーカーにて基本的な設定を行った上での出荷となりますので、複雑な運用をしない場合には設定不要で、電源を投入することで簡単にご使用いただくことができます。
体表面温度測定の流れとしては、体表面温度測定を行いたい人物にV2L-PROから1m程離れた場所で画面上に表示された枠の中に顔が映り込むように立ってもらうだけで顔認識を行い、体表面温度測定を行うことができます。
体表面温度測定時、計測した体表面温度が表示され、正常な体表面温度であれば正常表示と正常温度である音声が流れ、設定値を超えた異常温度であれば温度異常表示と温度異常であるアラート音声が流れます。また、マスクを着用していない人物がいる場合には、マスク非着用のアラートを出すこともできます。なお、V2L-PROは測定表示可能温度が35℃~42℃となります。その為、35℃未満の場合には測定温度が表示されませんが、正常温度範囲内となります。
体表面温度測定での誤差は±0.3℃と測定精度が高く、顔認識もディープラーニングアルゴリズムによる顔認証を使用し、200msの速度でスピーディー且つ精度の高い顔認識を行うことができます。
V2L-PROは単体だけで簡単に使用することができますが、onvifを持たないネットワークカメラのような設計となっており、パソコンでのモニタリングこそできませんが、V2L-PROとパソコンをネットワークで接続することでブラウザ上からV2L-PROの各設定や異常体表面温度検知時の履歴確認などを行うことができます。
設定では、異常温度の設定やマスク着用アラートのオン・オフを始め、LEDのオン・オフや異常体表面温度検知時にメール通知設定等を行うことができます。
異常体温検知時の履歴確認では、VL2は顔認証時のスナップ写真を内蔵ストレージに保存する為、スナップ写真付きで確認することができます。また、収集したデータは別途付属するCMSアプリケーションへアップロードができ、人物を登録することで以降は、測定対象者の勤怠管理や入室管理と併用することも可能になります。
V2L-PROは体表面温度測定に特化したサーマルカメラとして、外部に映像を表示させたい、複数の人物を一括で体表面温度測定したい、などの場合には対応ができないサーマルカメラとなりますが、1対1型の体表面温度測定サーマルカメラとしては扱いやすさ、体表面温度測定の精度、顔認証の精度を踏まえると大変性能の良い体表面温度測定に特化したサーマルカメラだと言えます。
また、ハンディ型の温度測定器と異なり、設置型の為、対面する必要がなく、完全な非接触での体表面温度測定が可能であり、AI機能によるスムーズな体表面温度測定ができる為、様々な施設の入り口や入場ゲートで手軽に体表面温度測定を実施したい場合に大変お奨めの体表面温度測定サーマルカメラです。
導入コストも高性能なサーマルカメラ・サーマルネットワークカメラと比較してお求めやすい価格となっております。
システム構成等、ご相談をお受け致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
タブレット型AI顔認識体表面温度測定サーマルカメラ V2L-PRO 製品仕様
システム | メインプロセッサ | MX3529 |
OS | Embedded Linux | |
RAM | DDR3 512MB | |
ROM | EMMC 8GB | |
モニター | サイズ | 7インチ IPS HD LCD screen |
有効解像度 | 600×1024ピクセル | |
サーマルカメラ | センサー | 1/5インチ近赤外線カメラ |
解像度 | NIR 800×600 / 15fps | |
レンズ | 2.4mm | |
可視カメラ | センサー | 1/2.8" SONY Starvis sensor IMX307 |
解像度 | 1920×1080 / 30fps | |
レンズ | 4.5mm | |
体表面温度検知 | 検知速度 | 約1.2~2.0秒 |
測定範囲 | 35~42℃ | |
測定距離 | 0.5~1.3m(推奨距離0.75m) | |
測定誤差 | ±0.3℃ | |
顔認証
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認識種類 | 顔の検出、顔の比較、マスクの検出、 生体の検出、顔の比較(マスク付き) |
認証制度 | 99.50% | |
顔認証距離 | 0.5~2.0m(0.8/1.0/1.2/1.5/2.0m選択可) | |
顔データ登録容量 | 最大約30,000件 | |
顔認証の傾き | 垂直58~60°、水平35° | |
反応速度 | 約200ms | |
顔の露出 | サポート | |
保存容量 | 約25,000件 | |
認証エリア | 液晶中央部の丸枠内を基本とする | |
アップロード方法 | TCP、HTTP、MQTT | |
識別精度の低下 | 通常の眼鏡やショートフリンジは認識に影響しない | |
表情 | 通常の状況では、わずかな表現は認識に影響しない | |
ネットワーク機能 | ネットワーク | IPv4, TCP/IP, HTTP, HTTPS, MQTT,RTSP, SMTP, NTP |
インターフェースプロトコル | プラべーとプロトコル | |
セキュリティモード | パスワードによる認証 | |
イベントリンケージ | 音声発報、 アラートアップロードプラットフォーム アラーム出力 |
|
システムアップグレード | Windows 10 PCによるアップグレードをサポート | |
アクセサリ | 補助ライト | 赤外線ライト、白色LED |
音声出力 | 認識成功後、内蔵スピーカーから音声が発せられます | |
インターフェース | ネットワークインターフェース | RJ45 10M/100Mbps |
アラーアウトプット | サポート 1ch | |
リレーアウトプット | サポート | |
RS485インターフェース | サポート | |
ウィーガンドインターフェース | サポートウィーガンド 26、34プロトコル | |
リセットキー | サポート | |
その他 | 動作温度 | 10~50℃ (温度測定機能を使用する場合は10~35℃) |
動作湿度 | 10% -90% 結露しない事 | |
ストレージ動作温度 | -40℃~70℃ | |
ストレージ動作湿度 | 10% -90% 結露しない事 | |
電源 | DC12V、1.5A(ACアダプター付属) | |
消費電力 | 最大12W | |
外形寸法 | W220×H112×D24(mm) | |
ブラケットタイプ | φ27×189(mm) | |
設置イメージ | 卓上 / 床上 / ゲート機器連携 / 台座 / 壁面 | |
保証期間 | 2年間 |
※製品の規格およびデザインは改善のために予告なく変更する場合がございますので、ご了承ください。
温度測定について
本製品を始め、一般的な放射温度計やサーモグラフィカメラ、サーマルカメラは体温計として使用できません。正確な体温を測定したい場合には必ず体温計をご使用下さい。
体表面温度測定について
人の体表面は、外気に触れている為、外気温度影響を強く受けます。
一般的に体温よりも外気温が低い為、体表面を放射温度計で測定すると体温より低い温度が表示されますが、長時間直射日光を浴びた後やヒーターなどの近くにいる場所で計測した場合には体温よりも高い温度が表示される場合があります。また、運動をして発汗すると気化熱が奪われて低めに温度表示される場合もあります。